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紫外線治療・皮膚科

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紫外線治療

当院では紫外線治療機器、エキシマライト:セラビームRUV308 mini (セラビームR)を導入しました。2016年発売の機種です。
適応疾患は尋常性乾癬、掌蹠膿疱症、尋常性白斑、アトピー性皮膚炎などです。その他円形脱毛症・痒疹などにも試みられています。 ターゲット型なので、外用療法などでなおりにくい部分に用いるのが主な用途です。
原則10歳以上の方が対象になります。ペースメーカーを使用中の方は行えません。
週1回程度行い、効果がみられた時点で終了です。30回を一応のめどとしていますが、疾患により数回の照射で改善することもあります。
1回の照射は部位と疾患により異なりますが、数秒~1分程度です。照射野は5 x 5cmと狭く、重ならないように数ヵ所かけることも可能です。 線量は部位と肌の色調を参考に調整します。日焼け止め・サングラスも使用します。
副作用として、日焼けのような紅斑・ひりひりが起こりえますが、水疱などひどい日焼けをみることはほとんどありません。
費用として、3割負担の方で再診料などの他、1回に1000円程度かかります。

■紫外線療法の歴史、当院の機器

紫外線療法は皮膚科で数十年の歴史があります。皮膚の種々の免疫細胞に働きかけます。 ただ、紫外線による皮膚障害:熱傷・色素沈着などの副作用にも常に注意が必要でした。そこで有害な波長を除き、 治療に有効な波長を選択的に使用する方向で、機器が改良されてきています。
エキシマライトは眼科のレーシック手術(屈折矯正手術)で用いられる波長(308nm)を応用し、名古屋市立大学とウシオ電機が共同開発し、 2008年に発売しました。
より小型化したものが今回の機器です。音も静かで、使いやすい形になっています。

(岡谷市民病院祭、皮膚科展示資料、2013年、を加筆・訂正)

皮膚科の疾患:原因と治療・対応方法

皮膚科における疾患と、原因と治療・対処方法の詳細を下記からご覧いただけます。

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